総務省「スマートフォン・クラウドセキュリティ研究会 中間報告」
12月19日の午前にとりまとめられた
総務省「スマートフォン・クラウドセキュリティ研究会 中間報告」
が、早くも同日夕刻、総務省サイトで公開された。
筆者も、この研究会メンバーである。
スマートフォンを安心して利用するために当面実施されるべき方策について検討結果が掲載されている。
この中間報告では「スマートフォン端末には個人情報を含む多くの情報が集約されていることから、端末の紛失・盗難等によって、データの紛失や第三者に情報を抜き取られるリスクや、他人が再利用できない仕組みの必要性が指摘されている。」とした上(12頁)、「利用者情報に関する課題については、技術的な切り口もさることながら、保護すべき情報そのものに関する議論が必要となることから、別途検討の場を設けるなどして、詳細な検討を進め、本研究会の検討と連携を図っていくことが適当である。」(13頁)としている。
これを踏まえて、翌20日午前開催の
総務省「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」
で、この点の検討を、今後、進めることになった。
参考
総務省「スマートフォン・クラウドセキュリティ研究会 中間報告」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu03_02000015.html
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